私の中の絵巻物とうとう絵巻物について、自分なりに書いていこうかと思います。
何ゆえ知識不足なので、今まで学んできたことを少しずつ
自分の復習と思い、載せていきます。皆様お気軽にお見逃しください(笑)
まずは私が興味を抱くきっかけになった、
(写真は九国であった展覧会のポスターです。行きたかった・・・
使われているのはおそらく「華厳宗祖師伝絵巻 義湘巻」)
絵巻物は左から右に向けて見ていくように作られていますが、
そこに描かれている物語を楽しむためにこの形をしています。
絵巻物は「手の中のアニメーション」と言われることがありますが、
その理由はこうではないでしょうか。
物語にはその世界の時間があります。
絵巻物の構造は、料紙を横に長くつないだもので、
①見方として、一度に絵巻物の全貌を見ることはありません。
②そして、左へ左へと時間を進めていきます。
つまり、①により視野の枠が限られ、②により時間の方向が決まっています。
今のアニメは画面が自動的に切り替わり、同じ視線上で物語を
楽しめます。(画面による視野・画面の切り替わりによる時間)
絵巻物は、鑑賞者が肩幅程度に絵巻を巻き広げ、左へ左へと
物語の時間を進めていきます。
自分のリズムで物語の時間を再現することができるのです。何度でも。
自動と手動の違いこそあれ、(それだけではないのでしょうけど)
何だか現代のアニメと似ていると思いません?
このことがすごい面白い!と思ったんですよね。
平安時代、絵巻物はその装丁や中の絵の美しさを競う遊びも
あったそうです。昔は一本一本手描きでしょうから、自分だけの
絵巻物ってたくさんあったんじゃないかな~^^
手の中のアニメーションってのを考えると、
絵巻物って持ち運びの出来るアニメ(しかも自分だけのきれいな)
ってことになりますよね。
今や色んな情報が携帯とかPCなんかで持ち運んだり
すぐ見れたりもしますけど(笑)
巻物の様な手の中のアニメーションって、とっても素敵なことだな!って思います。
次回からは2006年に京都であった大絵巻展の目録などを参考にしつつ、
絵巻物を紹介して行きたいと思います!それでは~。
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