2011年になりました。なんだか日記をずいぶん長い間書いていないなと思い立ち、つらつらと・・・
皆さんお久しぶりです・U・*
おでんです。
あっという間に年が明けまして、もう10日ほどが経とうとしています。
いかがお過ごしでしょうか・・・
さて、今日は「ア・バオ・ア・クゥー」についてちょっとボルヘスの「幻獣辞典」を
引用しようかと思います。
年明け早々なにを言い出すんだと思われるかもしれませんが・・・^^;
では、抜粋。
『チトールにある勝利の塔の階段には、時のはじまり以来、人間の影に敏感な
ア・バオ・ア・クゥーという生き物が棲んでいる。これはたいてい最初の段で眠って<
いるのだが・・・中略・・・ア・バオ・ア・クゥーが目を覚ますのは誰かが螺旋階段を
登りはじめてからだ。それからそれは訪問者の踵にぴったりとくっついて、螺旋
階段の外側を登っていく。一段ごとにこの生き物の色合いが強烈になり・・・中略
・・・しかしそれが究極の姿になるのは最上段においてのみであり・・・中略・・・
完全な姿に到達しえないときこの生き物は苦痛にさいなまれるのだが、その呻き
声は絹の擦れる音のようにほとんど聞こえない。ア・バオ・ア・クゥーの寿命は短い。
なぜなら旅人が降りてくるやいなや、それは最初の段へ転がるように倒れ伏し、
そこで疲れきってほとんど形のないままに次の訪問者を待つのである。』
これを初めて読んだとき、この生き物の存在にすごい魅かれました。
形が完全になる過程が、訪問者の塔のてっぺんを目指すまでの期待と不安の気持ち
の表れなのかなーと。
きっとその気持ちこそがこの生き物を生んだのかなーって。
で、訪問者に何をするわけでもなく、ただ踵にぴったりとくっついてくる。
そして気付かれることもなく、また最初の段に転がり倒れ伏し、次の訪問者を待つ。
なんなんだろう・・・そんなのとっても寂しいじゃないですか^^;
で、これをとっても描きたい気持ちが湧いてきたのです。
今はその下準備中。まだキャンバスに線も引いてはいないけど、
描きたいと思った瞬間から、制作は始まってる気がします。
今年のおみくじは大吉だったからな、どんと構えてがんばりますw
皆様にとっても良い一年でありますように・・・
それでは。
次回は今年の年賀状のイラスト何描いたかを載せようかと思いますw
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