2010/7/4放送1.全国高校選手権・鹿児島大会 ~熱い夏~
夏の甲子園を目指す全国高校野球選手権・鹿児島大会が始まりました。今年は県内85校が出場。県立鴨池球場で行われた開会式では、入場行進中に急に強い雨が降り始めるなどしましたが、鹿児島情報高校吹奏楽部の演奏に合わせ、元気に行進しました。
選手宣誓は、屋久島高校の倉野悠太キャプテン。
宣誓ぬかるんだ地面に足を取られ、一度転んでしまい、少し恥ずかしそうな笑みを浮かべ、ホームベースの選手宣誓のところへ。
力強く選手宣誓を行いましたが、その後、列に戻るときも、同じところで転んでしまい、再び恥ずかしそうな笑みを浮かべていました。
「自分の想いを一生懸命伝えました。最初は緊張してたんですが、途中で転んで緊張が解けて、もう『楽しんでやろう』と、一生の思い出になるように頑張りました。保護者の皆様や地域の方々に支えてもらって屋久島高校は来ているので、感謝の気持ちを一番に伝えたかったです。負けられない戦いがあるので、一戦一戦目の前の試合を大事にして、優勝できたらと思います。」
屋久島高校は、6日に初戦の霧島戦を迎えます。
~開幕試合~
開会式を終え、県立鴨池球場で迎えた第1試合は、鹿児島東 vs 沖永良部。
時々ザーッと強く降る雨で、足元はぬかるみ、会場のお客さんも何度も傘を差したり閉じたりしている状況。投げているピッチャーも、投げ終わった後に体勢を崩す場面もありました。
沖永良部は、今の3年生は夏の大会でまだ勝ち星がありません。「夏の大会でまず1勝を」と意気込んで試合に臨みますが、2回表に鹿児島東が2点を先制。更に3回には、1番川崎が、今大会第1号のソロホームラン。
沖永良部はスクイズなどで得点を返しますが差は開き、8対2と6点を追いかけての最終回9回の裏の攻撃。1死無塁から、3年生の北野が代打に送られました。これまでレギュラーを勝ち取れず、県大会ではまだヒットを打った事がありません。家で素振りをしたり、筋トレをしたり、朝も早く来てティーバッティングなどをしてつかんだ、打席に立つチャンス。「悔いがないようにバットを振れればよかったと思ったので、ヒットを打つとか考えずにやっていました。」
そしてセンター前ヒット
「今まで大会に出られず、楽しい事よりも苦しかったり辛かった事のほうが多かったけど、最後の打席だけは、今まで頑張ってきてて本当に打ちたいと思ってて、自分ではヒットを打てたので、悔いはないです。」
「彼はずっと控えで縁の下の力持ちで頑張ってくれていたので、彼がそのワンチャンスを活かしてチームの息を吹き返してくれました。彼の一打は、みんなが、ベンチの雰囲気が一気に変わった瞬間でしたので、凄く嬉しかったです。(末永監督)」
その言葉通り、続く1番松田がタイムリースリーベースで続くと、ツーアウトになったあと3番伊藤がセンターオーバーのタイムリーツーベース。2点を返して8対4。最後の