小沢一郎被告の初公判

 元民主党幹事長、小沢一郎被告の初公判が始まりました。

 小沢一郎被告の政治資金管理団体である「陸山会」をめぐる不明朗なカネに関する事件で、検察審査会が二度にわたって「起訴すべき」という結論を出し、強制起訴となった裁判であります。

 先日、小沢一郎氏の元秘書であった大久保隆規会計責任者、石川智裕衆議院議員、池田光智秘書の3人に、いずれも有罪の判決が出ており、3人の秘書達と小沢一郎被告と政治資金の不実記載等に関して共謀があったと断定したのであります。

 4億円という巨額の取り扱いや政治資金収支報告書に不実記載することに関して、石川智裕元秘書は検察の取調べに対して「小沢一郎被告に報告し、了承していただいた」と陳述していると言われており、小沢一郎被告が「まったく知らなかった」というのは極めて不自然であり、当然小沢一郎被告の了解を得て、巨額を動かし、政治資金報告書にも「虚偽記載」を行ったのであろうと、国民の大半が考えているということであります。さらに4億円という巨額の金の原資が不明確であることが大問題であり、この原資についての小沢被告の説明は二転三転しているのであります。

 また、元秘書達の裁判では、水谷建設からダーティーな政治献金が行われたことに加え、岩手県をはじめとする東北地方の大規模な建設工事では、小沢一郎被告の、いわゆる「天の声」は絶対であった、ということも明確に述べられております。

 小沢一郎被告は、「4億円の金は秘書達が動かしたもので、政治資金報告書も私に内緒で秘書達が勝手に記載したものであり、私は無実である」と述べ、共謀を否認し、さらに検察が「小沢一郎という政治家を抹殺しようと企てたもの以外にない」と検察批判を滔々と述べたと報道されております。

 金権政治の総大将である小沢一郎被告の裁判は、今始まったばかりで、来年1月の小沢一郎被告への質問が行われることが決定しており、国民が「政治とカネ」について、小沢一郎被告がどう釈明するのか、最大の関心注がれることになるものと言われております。

ニュース・政治経済
2011/10/06 23:33



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