【心の旅(フィクション)】 コソ泥の恋特別変わったところのない普通っぽい世界へたどり着きました。
そこでは、ある男女が話をしていました。
やがて話が終わったらしく二人は別れ、男性の方がションボリしながらこちらへ歩いてきました。
「はあ、今日もあの子を口説くことができなかった・・・」
「今日もってことはずっとアタックしているんですね」
「俺の職業が泥棒ってのがいけないんだろうなあ」
「ど、泥棒なんですか?」
「そうさ好きな女のハートも盗めない小さなコソ泥さ」
「いいえ、あなたは見事に奪っていましたよ」
「え!?」
「彼女の笑顔をね」
「あんた・・・キツイなぁ・・・・」
「泥棒なんかやめて彼女のハートの放火犯になってくださいね」
「・・・・・・・・・・」
嫌な空気を作り上げ、この世界を後にしました。
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